スラーブとは?野球の変化球の意味・スライダー・カーブとの違いを解説

少年野球
記事内に広告が含まれています。

「スラーブ」という変化球を耳にしたことはありますか?

プロ野球の解説でたまに登場するこの球種について、意味・特徴・スライダーやカーブとの違いをわかりやすく解説します。

スラーブとは?

スラーブ(slurve)とは、スライダー(slider)とカーブ(curve)の中間的な変化をする変化球のことです。

英語の「slider+curve=slurve」という造語で、スライダーの横方向の変化とカーブの縦・斜め方向の変化を合わせたような軌道を描きます。

スライダー・カーブ・スラーブの違い

球種変化の方向球速の目安特徴
スライダー横(利き腕と逆方向)に鋭く曲がる直球より10〜20km/h遅い鋭いキレが武器。打者の手元で変化
カーブ縦・斜めに大きく弧を描く直球より20〜30km/h遅い緩やかな変化でタイミングを外す
スラーブ横〜斜め(スライダーとカーブの中間)直球より15〜25km/h遅い中間的な変化。どちらとも言い切れない軌道

スラーブはスライダーほど鋭くなく、カーブほど大きく曲がらない「中間の変化球」です。

投手によって意図せずスラーブになっていることもあり、解説者が「これはスライダーかカーブか…スラーブですね」と表現するケースがあります。

スラーブの投げ方・握り方

スラーブには「これが正式」という決まった握りはなく、投手によって異なります。一般的には次のような握りが使われます。

  • スライダーよりやや深めに握り、リリース時に手首をカーブ気味に使う
  • カーブの握りでスライダーに近い腕の使い方をする
  • 中指・人差し指をボールのやや外側に置き、リリースで横〜斜めに抜く

意図してスラーブを投げる投手もいますが、「スライダーを投げようとしたらスラーブになった」「カーブが変化しきらずスラーブになった」というケースも少なくありません。

スラーブのメリット・デメリット

内容
メリット打者がスライダーとカーブの両方に対応しなければならず、判断が難しい。変化の方向が予測しにくい
デメリットスライダーほどのキレもなく、カーブほどの落差もない「中途半端」な変化球になることがある。甘く入ると打たれやすい

少年野球・アマチュア野球でのスラーブ

少年野球では変化球の投げ込みすぎは肘・肩の故障につながるため、変化球自体を制限しているケースが多いです。

スラーブを意図的に習得するより、まず直球のコントロールを磨くことが優先です。

中学生以上になり変化球を覚え始める段階で、「スライダーを投げようとしたら曲がり方が違う」という場合は、握りやリリースポイントを見直すことで意図した球種に近づけていきましょう。

よくある質問

Q. スラーブは悪い変化球?

必ずしも悪いわけではありません。意図的にスラーブ的な変化を使う投手もいます。ただし「スライダーを投げようとしてスラーブになっている」場合は、フォームやリリースの修正が必要なサインかもしれません。

Q. スラーブとスラッターの違いは?

スラッター(slatter)はスライダーとカッター(カットボール)の中間的な変化球です。スラーブがカーブ寄りなのに対し、スラッターはカッター(速くて小さく変化する球)寄りの球種です。

まとめ

スラーブとはスライダーとカーブの中間的な変化をする変化球で、英語の「slider+curve」が語源です。

横方向のスライダーと斜め方向のカーブの両方の要素を持ち、打者の判断を難しくする効果があります。

意図的に投げる投手もいれば、結果としてスラーブになるケースもあります。

変化球を覚え始めるなら、まず直球のコントロールを固めてから段階的に習得しましょう。

少年野球
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました