「スタジアムで聞こえてくるあの曲、なんていう歌?」「お父さん、みんながオイオイ言ってるのはなんで?」
——WBC観戦中に子どもから聞かれて答えられなかった経験はありませんか?
WBC2026はNetflixでの独占配信となり、自宅観戦がメインになります。
スタジアムにいなくても、応援歌・チャントを知っておけばリビングでも気分はスタンド。
テレビに向かって一緒に歌えば、親子の観戦がぐっと盛り上がります。
この記事では、侍ジャパンの応援歌とチャントを子どもにもわかりやすく紹介します。
お気に入りの選手の応援歌を事前に覚えて、試合当日に備えましょう。
侍ジャパンの応援はどうやって成り立っている?
侍ジャパンには「侍ジャパン応援団」という専属の応援団があります。
NPBの12球団から応援団員が集まって結成されており、2017年の大会から常設化されました。
スタジアムでは、この応援団がトランペットや太鼓でリードしながら、全体の応援を盛り上げています。
応援の種類は大きく3つに分かれます。まず選手一人ひとりに専用の「個人応援歌」があります。
次に、ランナーが出てチャンスになったときに演奏される「チャンステーマ(チャンテ)」があります。
そして打順にかかわらず共通で使われる「汎用(はんよう)ヒッティングマーチ」があります。
WBC2026はNetflixのライブ配信なので、試合中継でも応援の音はしっかり聞こえてきます。
選手が打席に入るたびに流れる応援歌を知っていると、試合の流れがぐっとリアルに感じられます。
まずここだけ覚えよう!チャンステーマ2曲
チャンステーマとは、ランナーが出て得点のチャンスになったときにスタンド全体で歌う曲のことです。
個人応援歌は選手ごとに違いますが、チャンステーマは全員が同じ曲を歌うので、まずここを覚えれば誰でも一緒に盛り上がれます。
チャンス侍
「チャンス侍」は侍ジャパン専用のチャンステーマで、2017年から使われている定番曲です。
テンポが速く、短いフレーズの繰り返しなので子どもでもすぐ覚えられます。
歌詞は「ニッポン!ニッポン!ニッポン!ここで打てよ〇〇(選手名)!」という呼びかけから始まり、「オイ!オイ!〇〇!」と選手名を叫ぶシンプルな構成です。
〇〇の部分に打席の選手の名前を入れて叫びます。
テンポが速いほど盛り上がりが増し、2023年WBCの韓国戦では速いテンポ演奏が連打のきっかけになったと話題になりました。
自宅でも「大谷!」「村上!」と名前を呼びながら一緒に盛り上がれる、最も親子で楽しめるチャンテです。
スーパースター
「スーパースター」も侍ジャパンを代表するチャンテのひとつです。
こちらはやや落ち着いたテンポで、力強い雰囲気があります。
「ゆけ 侍よ!世界をつかめ ニッポン!Let’s Go! OhOhOh Let’s Go! Let’s Go! OhOhOh Let’s Go to WIN!ニッポン!ニッポン!ニッポン!〇〇(選手名)!」というのが基本の流れです。
英語の掛け声が入るので子どもにも発音しやすく、親子で声を合わせやすい曲です。
2023年WBCではラーズ・ヌートバー選手に使われたことでも話題になりました。
選手別 個人応援歌まとめ(野手編)
ここからは侍ジャパンのWBC2026登録メンバーの個人応援歌を紹介します。
応援歌は各選手が所属するNPB球団の応援歌をベースにしたものや、侍ジャパン専用に作られたものがあります。
歌詞の著作権は各球団・応援団に帰属するため、ここでは歌い出しと特徴、どんな場面で盛り上がるかを中心に紹介します。
詳しい歌詞は侍ジャパン公式サイト(japan-baseball.jp)でご確認ください。
大谷翔平(DH)
「迷わずに駆け抜けろ 伝説の幕が開ける……跳べ大谷 夢の向こう側へ」という歌詞で始まる応援歌です。
力強く壮大なメロディーで、大谷選手が打席に入るたびにスタンドの期待感が一気に高まります。
「かっとばせー!おおたに!」というコールとセットで覚えておきましょう。
WBC2026での大谷選手はDH(指名打者)として出場するため、打席の機会が多く、この応援歌を聴く回数も多いはずです。
村上宗隆(三塁手)
「選ばれし猛者集う地で 強く咲く大輪 肥後より携えし力 今こそ解き放て」という個性的な歌詞が特徴です。
熊本(肥後)出身の村上選手らしい堂々とした曲調で、前奏部分で「村上!村上!村上!」とリズミカルに名前を呼ぶコールがあります。
本塁打のチャンスに盛り上がりが最高潮になる応援歌です。
岡本和真(一塁手)
「夢あふれるフィールド その名刻め岡本 スタンド湧かす 永遠のアーチ」という歌詞で、長打力への期待が込められています。
本塁打が飛び出したときの「ドドド ドン!ホームラン オカモト」という専用コールも特徴的で、子どもが覚えやすいリズムです。
吉田正尚(外野手)
通常時とチャンス時でバージョンが変わる珍しい構成の応援歌を持っています。
「Woi! Woi! Woi!」という掛け声が特徴的で、スタジアム全体が一体感に包まれます。「MA!SA!TA!KA!」と名前をコールするパートもあり、子どもに名前の呼び方を覚えさせるきっかけにもなります。
鈴木誠也(外野手)
「誠の道進み チームに流れを呼べ」という歌い出しで、「かっとばせー!せいや!」のコールが決め台詞です。
メジャーリーグのシカゴ・カブスで活躍してきた鈴木選手の返り咲きへの期待が込められています。
近藤健介(外野手)
「極めた技で打球が冴え渡る 遥か夢追い求めて頂へと進め」という歌詞です。
WBC2023でもチームの上位打線として活躍した近藤選手の打撃センスを讃える内容で、落ち着いたテンポが特徴です。
源田壮亮(遊撃手)
「泥にまみれて培った 今ここで魅せろ 源田の力」という歌詞です。前奏で「この場所で輝け 魅せろ 壮亮」というフレーズが流れ、守備の名手への期待が伝わります。守備機会で好プレーが出たときに合わせて声を出すと格別です。
牧秀悟(二塁手)
「鍛えたそのパワー かっとばせ 勝利をさあ目指せ ホームラン!かっとばせー 秀悟!」という、直球勝負の応援歌です。
前奏でファンファーレが流れ、テンションが一気に上がります。シンプルな歌詞なので子どもでも覚えやすい一曲です。
佐藤輝明(外野手)
「突き進め さあ行こう 勝利に向かって 振りぬけ 輝け 打て 輝明 かっとばせー!てる!」という歌詞です。
「輝明(てるあき)」という名前の語呂が良く、コールが入りやすい応援歌です。
森下翔太(外野手)
「夢つかめ 豪快なパワー 渾身のフルスイング 翔けろ森下 かっとばせー!もりした!」という、フルスイングへの期待が込められた応援歌です。
長打を期待する場面での盛り上がり方が特徴的です。
周東佑京(外野手)
「たゆまぬ努力で さぁ時代を築け 志ひとつに 行けスピードソルジャー」という歌詞です。
圧倒的な足の速さを持つ周東選手らしい、スピード感のあるフレーズが特徴です。代走で登場した瞬間に盛り上がる応援歌です。
小園海斗(遊撃手)
「新たな扉を こじ開けて 世代はお前が担え ぶっちぎれ かっとばせー!こぞの!」というシンプルで若々しい内容の応援歌です。
将来のスター候補として期待される小園選手への応援が込められています。
選手別 個人応援歌まとめ(投手編)
山本由伸(先発投手)
山本選手の応援歌は各球団での実績を踏まえた堂々たる曲調です。
「大和魂見せてやれ 戦え侍」という汎用コールに加え、侍ジャパン専用の応援でスタジアムが一体になります。
先発登板が予想される試合では、最初のアウトを取るたびに盛り上がります。
菅野智之(先発投手)
「揺るがぬ想い その腕に 魂込めたストレート 勝利へ続く道 進め 菅野智之 Go!Go!Let’s Go!すがの!」という応援歌です。
WBC2023でも先発を務めた経験があり、安定感への期待が込められています。
菊池雄星(先発投手)
「気持ちを込めて 投げろ雄星 勝ち星あげろ 全力で突き進め がんばれ!がんばれ!ゆうせい!」という応援歌です。
「がんばれ!」のコールが入るのは珍しく、ファンの素朴な激励が感じられます。
伊藤大海(投手)
「エース エース エース エースをねらえ 駆け抜けろ 緑の海原を GO!大海羽ばたけ 栄光の空へ Go Go ひろみ」という応援歌です。
「大海(ひろみ)」という名前がそのまま使われており、覚えやすいリズムが特徴です。
全員で盛り上がる!共通コール&汎用応援歌
個人応援歌がない選手や、全員で声を合わせたい場面では共通の応援フレーズが使われます。
最も基本的なコールは「ニッポン!」の連呼です。「ドドドン ドドドン ドドドン ニッポン!」というリズムはWBC中継でもおなじみで、子どもでも簡単に参加できます。
また「ゆけ 侍よ!世界をつかめ ニッポン!」というフレーズも定番で、試合の重要な場面でスタンドが一体となります。
汎用ヒッティングマーチとしては「日の丸を背負いいざ 世界へ立ち向かえ 大和魂見せてやれ 戦え侍 かっとばせー!〇〇(選手名)!」という曲があります。
専用の応援歌がない選手の打席で使われるため、全メンバーに対応できる万能コールです。
応援歌の「かっとばせ!」とはどういう意味?
野球の応援でよく聞く「かっとばせ!」という言葉は、「力強く打ち飛ばせ!」という意味です。
「かっ」は強調する言葉(「かっ飛ばす」=勢いよく飛ばす)で、ヒットやホームランを強く望む声援です。
少年野球でも「かっとばせ!」のコールは使われますが、WBCのスタジアムで何千人もが一緒に叫ぶ迫力は格別です。
自宅観戦でも大きな声でコールすることで気持ちが選手に届く感覚になります。
試合中に「かっとばせー!大谷!」と一緒に叫んでみてください。
Netflix自宅観戦で応援歌をもっと楽しむコツ
WBC2026はNetflixでの独占配信のため、スタジアムには行けなくても自宅でリアルタイム観戦が楽しめます。
家観戦でも応援歌を活かして盛り上がるためのコツをいくつか紹介します。
まず、試合前に家族みんなで応援グッズを用意しましょう。
ペットボトルに米粒を入れた手作りマラカス、うちわ、日の丸の旗があるだけでスタジアム気分が出ます。
チャンス侍の「オイ!オイ!」のタイミングで手拍子すると、テレビの前でも一体感が生まれます。
次に、選手が打席に入ったタイミングで「今の選手は誰?どんな応援歌?」とお子さんに聞いてみましょう。
事前にこの記事で応援歌の特徴を覚えておくと、放送に合わせて一緒に口ずさめます。
応援歌が流れる数秒の間に「この人が出てきたときはこの歌!」と覚えていくと、観戦が知識のゲームにもなります。
また、ランナーが出てチャンスになった場面では「チャンス侍だ!」と言いながら「ニッポン!ニッポン!ここで打てよ〇〇!」と一緒に叫ぶのがおすすめです。
得点が入ったときの喜びが倍増します。
さらに、事前に侍ジャパン公式サイト(japan-baseball.jp)の応援曲ページにアクセスしておくと、各選手の応援歌の音源を事前に聴くことができます。
試合前日の夜に家族で「今日の先発はこの人だから、この応援歌を練習しておこう」と予習するのも楽しい観戦準備になります。
少年野球をやっている子どもへのメッセージ
野球の応援歌には、選手への「力を出し切れ」「夢をつかめ」というメッセージが込められています。
今WBC2026でグラウンドに立つ選手たちも、みんな少年野球からスタートしました。
同じ「かっとばせ!」という声援を受けて育ってきた選手が、今や日本代表として世界と戦っています。
試合を観戦するとき、「自分も将来あの舞台に立てるかもしれない」という気持ちで見ると、応援歌の意味が違って聞こえてきます。
グラウンドへの夢を持ちながら、大好きな選手と一緒に侍ジャパンを応援しましょう。


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